SNOWファンの皆さんこんにちは!
徹底検証 第一弾の反響が大きく
お問い合わせが押し寄せています (汗)
やはり、皆さん関心のある内容ですよね
第二弾はこちらのご質問から↓
当社リキッド ( 特許製品 ) だけでベース仕込みできないの?
前回に引き続きソールへの定着性を調べてみました。↓
1⃣ 新品のソール
2⃣ パラフィン系リキッドを 1回塗布 ( 圧着+ブラッシング )
3⃣ パラフィン系リキッドを 3回塗布 ( 圧着+ブラッシング )
4⃣ パラフィン系リキッドを 5回塗布 ( 圧着+ブラッシング )
5⃣ 固形ワックスを1回ホットワックス ( スクレーピング+ブラッシング )
特に『 4⃣ リキッド5回 』と『 5⃣ ホットワックス1回 』こちらが気になるところですね!
では早速!比較検証してみましょう
今回も凹凸や組成の違いを電子線を当て検査できる SEM(走査電子顕微鏡)を使用。
※画像無断使用厳禁
1⃣ 何も塗られていない新品のソール
凹凸、ストラクチャーの溝が目立ちます。
※画像無断使用厳禁
2⃣ パラフィン系リキッドを 1回塗布 ( 圧着+ブラッシング )
新品ソール1⃣に比べ若干ですが表面にワックスがコーティングされ凹凸が目立たなくなっています。
※画像無断使用厳禁
3⃣ パラフィン系リキッドを 3回塗布 ( 毎回圧着+ブラッシング )
1回塗布と比較して、コーティングに厚さでソールの色が薄くなったように見えます。
※画像無断使用厳禁
4⃣ パラフィン系リキッドを 5回塗布 ( 毎回塗布ごとに圧着+ブラッシング )
3回塗布の画像に比べワックスコーティングが更に厚くなり
回数を増やすごとに肉眼でもツヤが確認できるようになり表面への定着は理想に近づいています。
※塗布後に毎回『圧着+ブラッシング』を行うことが重要です
※画像無断使用厳禁
↓↓↓↓↓↓ 拡大画像 ↓↓↓↓↓↓
※画像無断使用厳禁
5⃣ 固形ワックスを1回ホットワックス ( スクレーピング+ブラッシング )
一目瞭然!ソール表面への定着性&コーティングに関してホットワックスが一番効果的です。
※画像無断使用厳禁
更にブラッシングをしっかり行うことで雪面への摩擦抵抗も小さくなり持続性へと繋がります。
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結果
当社『 パラフィン系リキッド 』を繰返し塗布することで
パラフィンがソール面に定着し変化していくことは目に明らかです!
上記の結果から『 リキッドでのベース仕込みも可能 』だということが分かります。
が、しかし
ホットワックス施工の板にリキッドを塗布した時の加速やスピード・持続性はリキッドだけで仕上げた板とは
明らかに体感できるほどの差があることも確かです。
今回の検査を通して
ソールへ与えるワックスの影響(滑走性・持続性)は一方向からの検査や検証だけでは不十分だと改めて感じています。
※画像無断使用厳禁
ただ、こういった結果を公表していくことで
雪面との大きな摩擦抵抗を受けながら滑走するソールやワックスの大切さを感じていただけたら嬉しいです
私たちハヤシワックスの目的は
すべてのSNOWファンに滑走性のある板で風を切って滑る楽しさを体感していただくことです!
皆さんにとって
素晴らしいシーズンになりますように~
【 予 告 】第三弾
『 アイロンを使わずに 同等のソールに仕上げるには? 』
検証内容はこちら↓
1⃣ リキッドプライマー(LP) 生塗 + パラフィン系リキッドを1回塗布 ( 圧着+ブラッシング )
2⃣ パラフィン系リキッドを5回塗布
固形アイロン施工との比較結果は!